【いつの日か自分の手で植えたマングローブの成長を見るために、結婚したら奥さん・子どもと一緒にバラリン村に戻ってきて欲しい】
この言葉は私が初めてイカオ・アコのツアーに参加した2001年に後藤先生が参加者のみんなに向かって伝えたメッセージだった。
あれから9年・・・。
イカオ・アコの初代現地駐在員としてフィリピンに約1年滞在し、大切な仲間と出会い、多くのことにチャレンジして、多くのことを学んだ。その後もイカオ・アコの副代表として、後藤先生と共に多くのことに取り組んできた。大学を卒業し、社会人になった後も会社の仲間の理解と協力を得ながら今日まで活動を続けてきた。

日本・フィリピンの仲間や家族、そして、イカオ・アコを支えてくれる多くの人々がいなければ、今の自分はないのは間違いない。自分自身の結婚という人生の節目に当たり、多くの仲間に感謝の気持ちを伝え、この幸せな瞬間を共有したいという想いがこのマングローブウエディングの始まりだった。
何より人生の伴侶となる妻にも自分が全力を尽くして取り組んできたイカオ・アコの活動を体感してほしい、大切な仲間に会ってほしいという気持ちがマングローブウエディングを実現に向け自分を動かしていった。

当日のマングローブウエディングでは、自分が植えたマングローブの中で、そして、大切な仲間・家族に見守られて、結婚式を挙げることができ、本当に幸せだった。

当日は今まで見たことの無いような青空が広がり、これから始まる新しい人生の門出を祝ってくれているようだった。ウエディングの最中には様々思いが鮮明によみがえってきた。辛かったこと、嬉しかったこと、苦しかったこと、そして、何よりもみんな笑顔で過ごした日々。

今まで熱く熱く走ってきてよかったと心から思えた。と同時に今度は自分の子どもが大きくなった時にお父さんの頑張った活動の証として、見せることが出来るように今後もイカオ・アコの活動を今より情熱的に頑張ろうと決意できた。

今回のマングローブウエディングについて語りだしたら、いつまでも語り続けられるくらい思いは尽きない。
しかし、その中からどうしてもこの場を借りて伝えたいことがある。
それは今まで私を支えてくださった皆様への感謝の気持ち。 このマングローブウエディングも現地駐在の倉田さん・奥村さん、現地スタッフのレオやレオの家族・アーミン、そして、多くの友人が支えてくれなければ実現しなかった。私の夢に賛同してくれて、現地で準備を進めてくれた仲間がいるから、こうして歴史的なイベントも実現できた。

私たちイカオ・アコの絆(日本―フィリピン)はバラリン村のマングローブのように力強く根付き、これからさらに大きく成長していくことは間違いないと確信できた。
【今まで大切な仲間がいるからこそ私は様々な困難を乗り越えて頑張ることができた!】 そう、私の情熱のルーツは仲間なのです。本当にみんなありがとう!

そして、後藤先生。私は後藤先生と出会えた奇跡に感謝しています。後藤先生と過ごした日々のお陰で大きく成長することができました。後藤先生の自信作(教え子)第一号はもっと上を目指して情熱を原動力に挑戦を続けますので、今後ともよろしくお願いします。

最後に、私の妻へ。日本の結婚式でも披露されて驚きましたが、人生のパートナーとなる妻は、
【友人がNORIさんにとってのフィリピンは?】
と聞かれたときにこう答えたそうです。
【第二の故郷・情熱のルーツ・自分を見つめなおす場所】 実はフィリピン行く前に全て見抜かれてたんですね(笑)。
私の事を理解してくれて、新婚旅行の行き先にフィリピンを選んでくれた妻には本当に感謝しています。ありがとう!
本当に幸せだった2週間。この幸せを今からの力に変え、明日から全力で走ります!!
<NORI記>
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