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フィリピンの一週間 
2010.03.31.Wed / 13:03 

行った動機は小さなことだったが、得たものはとても大きな一週間だった。

私は来年から土の研究をするので、マングローブの土が見てみたい!それだけが
目的での参加だったが、ツアーのプログラムには植林だけでなく、現地の子供た
ちとの交流や食事、シュノーケリングやハイキング、ジャングルクルーズなど、
様々な体験をすることができた。
そうした中で、フィリピンの人々の温かさや、暮らし、なぜマングローブを植え
るのかなど、様々なことを感じ、考える機会を得た。

ジャングルクルーズ


行くまで全く知らなかったのだが、フィリピンでは小学校から理科系の授業は英
語で行われるそうで、小学生でも英語がある程度堪能だった。これは、植民地支
配の影響もあるのだろうが、多民族国家で島ごとに原語が違っているため、国の
統一を図るためもあるのだろうな、と思われた。
また、日本国内であればどこの小学校でも規模の違いや校舎の新旧こそあれ設備
等は大差ないが、同じ島内でも校舎の様子や設備の違い、子供たちの服の違いか
ら貧困の差がかなりあることが見て取れた。炭のお店が良くあるな、と思ってい
たら、家での調理を炭で行っていて驚いた。
もともと話自体うまいほうではないし、、聞き取りもなかなかできずない上、拙
い返事しかできない私に、フィリピンで出会った人たちは根気強く話しかけてく
れた。また、冗談が好きなようで、よく笑わせてくれた。食事の皿が空になれば
すぐに勧めてくれ、洗い物をするために井戸に行けば、すぐにポンプを押してく
れた。食器を片づけたり、料理に蓋をしただけで、細かくお礼を言われた。これ
らから、フィリピンの人々は冗談が好きで、よく相手のことを見ていて、きめ細
やかな心配りができる人たちなんだな、と感じた。

子供達と


ツアー自体も型にはまっていない感じで面白いものだった。スケジュール通りに
全然進まないし、連夜酒飲みしているので偶にそれが原因で出発を少し遅らせた
り、そもそも朝の出発時間を言われなかったり……戸惑うことが多かった。しか
し慣れてくると、可能な範囲で、もっとシュノーケリングをしたいと言えば時間
を延ばしてもらえ、地元の人々が足代わりに使う自転車orバイクタクシーのよう
なものに乗ってみたいと言えば移動に組み込んでもらえた。このツアーは参加者
が内容を加えていけるツアーなんだということが分かった。

なぜマングローブを植えるのか?の答えは自分で探してみてくださいと言われた
ので、一週間の間に自分なりに考えてみた。社会科の教科書に載っているように
日本に輸出した炭やえびために伐採されたマングローブ林は、自然回復が追い付
かないレベルまで荒らされ、海岸の自然防波堤がなくなり安全面でも、生態系の
面でも様々な面で問題が起きている。
マングローブ植林の団体はイカオ・アコ以外にも存在するが、大体一過性の活動
が多い。苗持っていって、その時々で人を集めて植えて終りの方が何倍も楽だが
、それでは植えた苗の行く末を見る人がおらず、継続性が乏しい。一方イカオ・
アコは現地の人たちに苗づくりの仕方から指導し、マングローブ林内に橋を造り
入場料を取ることで、補助金だよりでない植林の継続を目指していた。こういう
活動は、まず現地の人々の理解得る、現地民の団体の運営を仕切れるひとがいる
、地域コミュニティーがある、現地にも利益還元があるなど、様々な条件をそろ
えなければ実現できない。
しかし、お金を得るということは観光客の呼び込みをするわけで、観光客が増え
るとゴミが増えて必然環境負荷がかかってしまうことが多い。こういうジレンマ
はその場の条件がかなり大きくかかわってくるので、ケース・バイ・ケースで解
決方法を見つけていかなくてはならない。環境保全を行っている場所でよくみら
れるこのジレンマの、この場で解決方法を見つけたいからマングローブを、様々
な条件をそろえることのできたここで、植えるのでないかというのが、私が一週
間で出した答えだった。
現地日本人スタッフの方に、それは、「ここ」または「マングローブを植える」
である理由には乏しいと言われてしまった。まぁ、より深い答えはまたフィリピ
ンに行ったときに考えたいと思う。


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