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フィリピンの空の下で (Y.Sさんの寄稿) 
2009.09.08.Tue / 13:43 
一週間がこんなにも大切に思えたのは初めてかも知れません。

2009年の夏、僕はフィリピン植樹ツアーに参加しました。海外旅行の経験はあまりなく、ましてや開発途上国ということですから心配や不安も多少はありましたが、楽しみやワクワク感の方が強く感じました。

いざフィリピンの空港へ着くと、なんと空港の建物の中で小さな鳥が悠々と飛んでいたのです。それにも驚きましたが、その普通に飛んでいる鳥を見て全く動じない現地の人にも僕は驚かされました。フィリピンの方たちは気にならないのでしょうか。こんな一面からもフィリピンの国民性を感じ取ることが出来ますよね。その日ペンションへ着いたのは、辺りが暗くなった頃でした。

無人島の海とボート



次の日からいよいよ植樹です。学校で先輩の植樹の様子をビデオで見て、それでは腰まで水があるところで植樹をしているのを知っていました。そのせいか、僕たちが植樹する場所に行ったら砂浜だったので驚きました。こんなところで根付くのかなと思いましたが、実際に植えて見ると、見た目より砂が硬くマングローブは根付きそうでした。これから海の潮の満ち引きや雨風にさらされるでしょうが、それに負けないくらい立派に大きく育ってほしいと思います。

フィリピンでの夕陽はとてもきれいで、日本で見る夕陽とはまた一味違った物でした。真っ赤に放つ太陽の光がその周辺の雲に映り海の向こうへと沈むその姿は、何かのドラマに出てきそうなワンシーンで僕たちのフィリピン旅行を演出してくれました。今日も終わってしまうなと寂しく思いましたが、そう感じることもつかの間でした。太陽が沈むと次は星たちの出番です。主役は日本のようにお月様ではありません。そこでは初めて満天の星を見ました。言葉では言い表すことができない程夜空がきれいで、みんなで海岸に寝転がっていつまでも星を眺めていたことを覚えています。流れ星が流れるたびにみんなで大騒ぎました。空には天の川が横切っていて、織姫と彦星の物語を一層引き立ててくれます。昔の人もこんな風に眺めて感じていたのでしょうか。いくら電子機具などの最先端技術が発達しても、人の心の奥底にある部分は変わっていないのだなと思いました。携帯やパソコンで一日中ずっと向き合っている時代だからこそ、このように感じられることはとても幸せで大切なことだと僕は思います。

やしの木



この植樹ツアーで無人島にも泊まりました。無人島といっても僕らが泊まる小屋のような建物もあり、きれいに整備されています。無人島の周りには透き通った海が広がっており、この海をみて何も感じない人はいないでしょう。そんな海で僕たちはシュノーケリングをおこないました。無人島から船で少し沖に出て泳ぐのです。しかし小さなクラゲがたくさん漂い、みんな刺されていました。刺されたと言っても少しチクッとするだけで済みます。僕たちは船から無人島の砂浜に泳いでいきました。思ったより遠くて疲れましたが綺麗な魚やサンゴも見ることができました。映画のファインディングニモで有名なカクレクマノミにも合うことができました。みんなでツアーの一環として無人島の探索もしました。山の中を歩いていたと思ったら砂浜に出て魚を取ったりして、そこで長い間はしゃいでいました。その次にまた山に戻り洞窟の横を通りました。たくさん洞窟の中にコウモリがおり、驚きました。無人島を一周し、泊まる小屋があるところへ戻りました。ここでも夕陽や星がきれいで、そんな雄大な自然に見とれていました。夜にはまたみんなでサンゴの死骸や貝殻でできている海岸に寝そべって星を眺めていました。あまりにも海の風が気持ちよく、その海岸でそのまま寝てしまいました。気がつくと人数が減っていて、僕もそのまま寝床へ行きました。

今回フィリピンでは合計3回植樹を行いました。そのうちの最後の日は初日に比べ、足場がドロドロで感触が田んぼに似ていました。植樹も後半に差し掛かった頃、いつの間にか泥の投げ合いをして遊んでいました。足を狙って投げるだけですが、みんな小さい頃に戻ったようで楽しんでいました。高校生にもなってこのような遊びをするチャンスはそうはないでしょう。その次の日にこの海岸の清掃を地元の人たちと行いました。小さなマングローブにゴミがたくさん纏わりついていて、そのゴミを取るのが大変です。木を傷つけないように慎重に取らなければなりません。でもそんなことをみんなでやっているうちに、地元の子とも徐々に仲良くなりました。僕が仲良くなった子が確かちょうど僕の弟と同じ年でした。その子は9歳で、9歳ってこんなに小さいのだなと思いました。僕の弟は生意気ですが、もっと優しく接してあげないといけない、とフィリピンの子どもから感じました。その子と走ったり名前を何回も言い合ったりしただけの小さなことですが、その子や周りにいた子たちとはすぐに仲良くなり、僕もとても楽しく一緒にはしゃいでいました。純粋な子どもは知らない人にもはじめから心を開いて接するから、相手にも信頼され仲良くなることができるのでしょう。日本人には欠けてしまった、大切なコミュニケーションのとり方ではないでしょうか。また機会があったら、あの子たちともう一度会いたいと思います。そしてこのツアーに参加したメンバーで植えたマングローブの生長した姿を見に来たいものです。

夕焼け



僕はこの植樹ツアーを通して日本では学べないたくさんの大切なことを学ぶことができたと思いました。このツアーの1コマ1コマの瞬間が僕のかけがえのない思い出です。このような貴重な体験をさせてくれた両親に感謝し、フィリピンの大変な面もしっかり心に刻み、そしてフィリピンで思い出すことのできた小さい頃の純粋な気持ちや好奇心をこれからも忘れず、これからの人生経験に役立てて行ければいいなと思います。
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