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植樹ツアーに参加した感想 (S.Oさんからの寄稿) 
2008.08.20.Wed / 21:54 
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「植樹という行為そのものは非常に簡単である。あらかじめ用意してくれた苗を植えるだけ。」これが私のファーストインプレッションでした。

そんな生易しい話では無いとわかったのは植樹を終えて現地の人々とワークショップを通じで学んだ後の事。

日本人と現地ボランティアでそれぞれ感想と問題点を話し合うワークショップがあり、お互い片言の言葉であったが、十分に彼らの思いは通じました 。


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ワークショップを通じてわかった事は、我々の目的とするCO2削減となるまでには植樹そのものよりも守る事が非常に重要である事であった。植樹してから安定するまで3年から4年はかかるそうで、苗が生き延びる為には様々な困難が待ち受ける。放牧されてる牛の餌となったり、現地民の食料となる貝を採る為に苗が掘り起こされてしまう、タイフーンの影響で沿岸に打ち上げられたごみ等による死滅等、これら植樹したあとのメンテナンスは現地のBAMPA と呼ばれるカウンターパートナーがボランティアで守ってくれている。

なぜ彼らは日本人が植えたマングローブを守ってくれるのか?それは、自分自身の生活を守るためであった。地球温暖化が進んだ結果、タイフーンの回数や規模が大きくなり沿岸に住む彼らの家に危機が及ぶ事がしばしばあるという。


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海水で育つマングローブ林はタイフーンから彼らの生活を守る天然の堤防となり、同時に二酸化炭素の吸収により地球温暖化の防止に役立っているという。非常に壮大な話になるが、結果的に海水面上昇率が抑えられ高波自身を少なくする事も可能なのであろう。

私は地球温暖化と真正面から最前線で戦う人々の姿をを目の当たりにして、率直に自分自身の考えの甘さにショックを受けた。

CO2オフセットという言葉でエコを実践している気がしていた自分がいたからである。

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ネグロスの小学校に訪問する機会があった。そこには純粋無垢な目を輝かせて一生懸命勉強している子供たちの姿があった。広大なサトウキビ畑の真ん中にある小学校に遠く離れた家から、人力のトロッコや徒歩で一生懸命通学しているのだ。ここでは勉強出来ることがものすごく幸せな事なのだろう。小学校の前にはお金が無くて通えない子供達が柵の外で遊んでいた。

地球温暖化防止は我々大人の責任である。この子供たちが十分に勉強出来る機会を絶対に奪ってはならない。

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我々日本で発生させている大量のCO2は回りまわってこの子供たちに影響を及ぼしているかもしれないと思うと、身が引き締まる思いだった。

このツアーは“誰でも出来る簡単な植樹”そのものを体験する事によりその向こう側の、 このプロジェクトに関わる全ての人間の様々な思いや苦労を感じる事がこのツアーの本質であると感じた。我々日本人は先進国に住む大人の責任として自分の範囲で出来る事を実践しなければならない、世界中の子供達の為。

最後に、我々を“フィリピンホスピタリティー”で暖かく迎えてくれたネグロス島の皆さんに感謝を申しあげると共に必ず再訪して自分の植えた苗が成長する姿を見届ける事が彼らに対しての恩返しであると思う。

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