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台風ヨランダ被災地調査【セブ・バンタヤン島・サンタフェ町】 
2013.12.07.Sat / 10:44 
12月3~5日にかけて、バンタヤン島のサンタフェという町に行ってきました。
その町は、バンタヤン島の南東に位置し、セブ島から来ると入り口となる町です。
被害の程度は東海岸と島嶼部において著しく、竹とニッパで作った家はほとんど全壊、コンクリートの家も屋根が飛ばされたりゆがんだりしている状態でした。また、たくさんの木が倒れ、下敷きになった家もあります。
現在も電機は通っておらず、発電機で発電している状態です。

被災時の疲労から風邪をひいたり、それをこじらして肺炎になったりしている人、片ずけ等でけがをしている人、きれいな水が手に入らず下痢をしている人が多いそうです。

サンタフェ町の中でも、本島から約1.5時間のキナタルカン島はさらにひどい状況でした。この島には、約1500世帯、6000人が住んでおり、1日の収入は、世帯当たり100ペソ未満という極貧の島です。
島の小学校はいまだに屋根が壊れた状態で、運動場にビニールシートを張って授業を行っていました。
完成したばかりの発電所もずたずたに壊れていて、島内の電気の供給は2,3台の小型発電機のみです。
島の生計手段は、漁業、海藻の養殖、農業(キャッサバ・トウモロコシ)、マット編みなどでしたが、船が壊れたり、養殖場が流されたり、トウモロコシが倒れたり、マット編みの原料のパンダンの葉っぱがびりびりに破れたりしていて元の生活に戻るまでにだいぶ時間がかかりそうです。

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ビニールシートの下で勉強をする子供たち

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右前方に大きな電柱が倒れているところが発電所

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崩れ落ちた住宅

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島の食料(米の代替)キャッサバ、植えたばかりのものは生き残ったが背が高くなっているのは風にやられた

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これがマット編みに使うパンダン。このように繊維が切れたものは使えない。

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壊れた船

現地には様々な国からボランティアが入って、活動していました。スペインから医療チーム、イギリスからテントを配布するチーム、ドイツから水を供給するチーム、国際NGOのOXFORDは食糧と衛生用品を配布、Unisefも衛生用品を配布していました。
教育委員会から教科書も配布されていました。
現地には、地元住民の中からボランティアチームが組織され、各村の代表が約60人くらい活動していました。
こういった海外からの援助をスムーズの地元の人に届けるためです。
彼らは、ボランティアで荷物を運んだり、現地を案内したり、現地調査を行ったり、道に倒れた木を片付けたりしています。彼らがいるからこそ、私たちの援助が地元の隅々まで行きわたっていると思います。

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1歳未満の子供、65歳以上の老人、障害者のいる家庭を中心に、家を失った住民に提供されたテント

私は、なぜサンタフェに行ったかというと、ネグロスで一緒にボランティア活動をしていたLEADボランティアのアルバートさんがサンタフェの緊急災害対策室長として働いているからです。彼の案内で、HOST-NGOという団体をやっているフランス人のサラさんと一緒に行きました。サラさんたちの知り合いのフランス人でバコロドで会社を経営している人も個人的に寄付を集めています。彼らが寄付金をもとに、小型発電機など現地で必要とされている物資を購入し、私はイカオ・アコカーを動員してその物資の輸送を手伝いました。

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フランス人のグループが現地に提供した物資。現地のボランティア、市長と共に。

HOST-NGOもイカオ・アコと同じでバコロドにベースをおいた小さなNGOなので、こういった連携によって、共同で活動ができることでお互いにメリットがあります。ネットワークの構築はこういう時に重要ですよね!!

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島の0~6か月の子供がいる家庭に衛生用品と缶詰を配布

現地で、物資の配布を行いながら現状調査を行いましたが、台風以前から引きずっている問題もあるため、なかなか難しいなと思いました。島の人口増加、教育の不足、他海域からのトロール船の侵入による漁業の不振等による貧困が著しいです。島には電気・水等の供給がないというインフラの問題もあります。学校は、小学校までで、高校は島外に出ないといけないため、貧困世帯では進学が難しいです。

長期的にこの島の発展を考えると、教育から始めなければならず、環境NGOのイカオ・アコの手だけではなかなか難しそうです。またフィリピンにはこのような島が何千とあるというのも事実です。。。皆さんの手で何かできることがあれば、ご提案をお願いします。

とりあえず、イカオ・アコでは、愛知ボランティアセンターと共同して古着及び現地で必要としているものの配布を行います。また、皆さんから頂いた寄付金の使い道は、12月末に現地に戻った時に現地の住民と話し合って決めたいと思っています。寄付金の収支については、皆さんに分かりやすい形でお知らせします。寄付金は2月末まで募集していますので、ご協力をお願いします。

(マ)
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