草の根技術協力事業(地域活性化特別枠)は、「好循環実現のための
経済対策」の一環として、ODAの草の根技術協力の枠組みを活用し、
国際協力を通じた我が国の地域の活性化を図るために補正予算として
認められたものです。
従来の「地域提案型」の予算も合わせて、募集がかけられました。
イカオ・アコは、愛知県美浜町と協働して国際協力事業を推進することに
なりました。
テーマは「海藻養殖・マングローブ植林による沿岸域資源管理と
生計向上プロジェクト」です。
ボホール島ウバイ郡ではマングローブ減少や違法漁業による沿岸域環境の
変化により、漁獲高が減少し、生計向上の施策が望まれています。
自然に適度な人手を入れて、生物生態系を回復し、生物生産性を高めることを
目標にしています。
美浜町の持つ海藻養殖の技術移転により、地域の問題の解決を図り、
それとともに日本側は経験・技術を再発見し、地域活性化につながれば
いいなあと考えています。
<アウトプット>
1. 日比両国における研修によって、海藻養殖が地域の産業として定着する
2. マングローブの植林10万本を達成する
3. 沿岸域住民だけでなく、他地域の住民の環境保全に対する知識の向上
提案書が30ページ、付属資料が30ページと膨大です。この1か月、この作成に
忙殺されていました。
結果発表は8月上旬ですので、皆さん、祈願してください。
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