イカオ・アコはネグロス島でマングローブの植樹以外にもそれに派生したユニークな事業を展開しています。
その一つがこちら




『Pagatpat Festival~マングローブ祭り~』 実は私はフィリピンに一年間住んでいた時はNGOの初代現地駐在員として赴任していたんです。大学を休学してのチャレンジでしたので毎日が手探りでした。
主にマングローブの再生プロジェクトと現地の大学での日本語のティーチングアシスタントというのが大きな二本柱でした。
そのマングローブの植樹事業の方で私は、現地のスタッフと休日にビールを飲みながら、
『なんか大きい事にチャレンジしたいね~☆』なんていう話をしていました。
その当時、yoriyoriがフィリピンへ足を運んでくれる度にいろいろ情報交換をする中で、日本人の自己満足でマングローブの再生活動を終わらせてはいけないと感じ、現地の人たちが自ら考えられるプロジェクトをやりたいと考えたのです。
そのプロジェクトの名前は
『PAGATPAT FESTIVAL』 マングローブ祭り なぜ、そんな祭りを開いたかと疑問を持つ方もいらっしゃるのでは??
当時、今ひとつマングローブの再生事業に関して現地では興味関心が高くなかったのです。そこで、現地の人々にこの活動を広く知ってもらうためにPRをしようと考えたのです。
そこで思いついたのがお祭り☆
フィリピンの人々は本当にお祭りでドンちゃん騒ぎするのが大好きです。
村のお祭りになると特設のディスコができて・・・。
じゃあ、マングローブの植樹とお祭りをくっつけちゃえ!!というのが私達の発想でした。
現在でもツアーで村でディスコを開催するのはこの時に現地の人にも日本人にも好評で友情を沢山育めたからなんです☆
もちろん、この祭りの参加者のターゲットは植樹活動しているバラリン村だけでなく、ネグロス島の全土のNPO団体を誘致する事。さらに日本からプロジェクト資金を持ってくるだけではなく現地の企業にスポンサーになってもらう事。なぜなら、現地の企業にスポンサーになってもらう事で少しでも環境の事を身近に感じて欲しかったからなんです。
私は企業活動による経済発展と環境保護活動はある側面からみると相反する点があるのではないかと思います。例えばフィリピン経済の事だけを考えれば、マングローブをどんどん伐採して海老の養殖池を作ればお金儲けはできる。しかし、それだけを考えてはあの素晴らしい自然は枯渇してしまいます。
だからこそ、企業に環境保護のプロジェクトにどんな形であれ、参加してもらいたかったのです。
参加してくれた人数はなんと
22団体1500人にも及んだのです。
下の写真はそのうちの2団体





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フィリピンエアフォースの方々。いわゆるパイロットの卵達です。

もう一つが地元の高校生で組織されるガールスカウトです。
これからも
地域と一体化した活動を目指してイカオ・アコは取り組んでいきます!!
ベストテンまでもう一息
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